Koji 35th Anniversary Live

2012年1月29日 (日)

泣いた,笑った,"Koji YAMAMOTO 35th Anniversary Live"②

(前回記事の最後の記述より)
2日目マチネのアンコールでは,DAIちゃんが健ちゃんのマイクで歌う。

私は嬉しい気持ちと悲しい気持ちが入り乱れ,グダ泣きに突入しそうになる。

この後のソワレはどうしたらいいのだろう!!

・・・・・・・・・・・

ソワレは,この心配は無用だった。
席はセンターブロックの席で,耕史くんが登場した途端,ライブそのものに心を持っていかれたのだった。

無条件に心身を委ねる,これぞライブの醍醐味。

ちょうど席の位置が,スタンディングだと,舞台からの目線の延長線上になるので,何だか楽しくなっちゃって。

(DAIちゃんは斜め向きの角度だったので,もっぱら耕史くんを見てしまった。。)

ヘドウィグ,ジェイミー,パーカッション,マリウス,ジーザス,ジョナサン,マークがあっと言う間に通り過ぎて行った。
楽しい時間はなんて過ぎ去るのが早いんだろう。。

健ちゃんのマイクはほぼ正面の位置に来たけれど,マチネのメソメソの自分は去り,健ちゃんと楽しんでいる自分がいた。

そして,アンコールでは,DAIちゃんが健ちゃんの位置で堂々とSeasons of Loveを歌う。

ソワレでは斜め向き角度だったから,ここぞとばかり真正面からDAIちゃんの顔をガン見してしまった。

だから,気づくと,DAIちゃんの残像がまぶたに焼き付いている。
やはり,凄いわ。DAIちゃん。(笑)

(ところで,『大切な人』の舞台サポートの時もそうだったけれど,出番ない時,DAIちゃんの口の形がへの字になりがち。つまらなさそうに見えてしまうので(アングリーインチなら問題ないけれど),口角上げてね。スマイル!!)

耕史くん,ジョナサン,健ちゃん,DAIちゃん,出演者・スタッフの皆さん,想いを共有したすべての皆さんに・・・
心からの感謝を。

Thanks_jonathan

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泣いた,笑った,"Koji YAMAMOTO 35th Anniversary Live"①

1月24日(火)19:00~/1月25日(水)14;00~/19:00~
『Koji YAMAMOTO 35th Anniversary Live』
会場:赤坂BRITZ

最初,耕史くんがジョナサン・ラーソンの命日に35周年アニバーサリーライブをやると知ったとき,「また~,耕史くん,ロマンチさんなんだから・・」と思ったけれど,今はそのロマンチに感謝せずにはいられない。

いや,ロマンチといった感傷めいたものではなく,心の底からの感謝の気持ちと使命感から立ち上げたライブだった。

耕史くんはジーザスであり,
土方歳三であり,
モーツァルトであり,
竹中半兵衛であり,
そしてマークだった。

35歳で亡くなった人たち(上のジーザスとマークは違うけれど)のsoul=魂は,耕史くんの中に確実に宿っていた。

38歳で旅立った健ちゃんのsoulも。

結局,すべて参戦したAnniversary Live。

初日,耕史くんがRENTのメンバーを紹介するとき,さらりと「健ちゃん」と言うから,びっくりした。
あまりにも自然で,本当にそこにいるかのように。

そう,RENTのメンバーがステージに横1列に並んだ時,1つだけ主がいないスタンディングマイクがあった。

耕史くんは,そのマイクのところで「健ちゃん」と紹介したのだ。

初日はマイクと離れたサイド側の席だったので,よく見えなかったけれど,2日目マチネは全体が見渡せる後方席だったので,健ちゃんのマイクがよく見えた。

それはあまりにも神々しく。

2日目マチネは,1部から目から水がこぼれてきたのだった。

耕史くんの歌があまりにも素晴らしく。

特に久しぶりに歌うと言っていたオケピの『パーカッションの理想と現実』にレミゼの『Empty Chairs at Empty Tables』,英語で初めて歌ったtick, tick...BOOM!の『No More』。

耕史くんはこれらを伝えるために生まれてきたのかもね・・ちょっとそう思ってしまった。

初日,見切れてしまっていたNaoさんのドラムが力強く,同じくよく見えていなかった前嶋さんが自由自在にピアノを操る。

DAIちゃん,眞美さんの歌も会場一杯に響きわたる。言葉がしっかり聞きとれるのがいいね。
DAIちゃん,初日と髪形が変わっていた。オペラグラスでしっかり見たよ。

初日同様,耕史くんとGODSPELL,RENTの仲間たちの絆に感動する。

目の蛇口は一層ゆるむ。

2日目マチネのアンコールでは,DAIちゃんが健ちゃんのマイクで歌う。

私は嬉しい気持ちと悲しい気持ちが入り乱れ,グダ泣きに突入しそうになる。

この後のソワレはどうしたらいいのだろう!!

<セットリスト>
■ACT1
M1  Tear Me Down  (Headwig and the Angry Inch)
M2  Shiksa Goddess  (THE LAST 5 YEARS)
M3  Moving Too Fast  (THE LAST 5 YEARS)
M4  パーカッションの理想と現実  (オケピ! The Orchestra Pit)
M5  Empty Chairs at Empty Tables  (Les Miserables)
M6  Save th People  (GODSPELL)
M7  The Origin of Love  (Headwig and the Angry Inch)
M8  Midnight Radio  (Headwig and the Angry Inch)

■ACT
M1  30/90   (tick, tick...BOOM!)
M2  Johnny Can't Decide  (tick, tick...BOOM!)
M3  No More   (tick, tick...BOOM!)
M4  Why   (tick, tick...BOOM!)
M5  RENT  (RENT)
M6  What You Own  (RENT)
M7  Seasons of Love (RENT)

Encore:
Seasons of Love  (RENT)

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