時代劇

2010年3月31日 (水)

『タイムスクープハンター』,見忘れた。

NHKで,セカンドシーズンが始まった,タイムスクープハンター。
29日(月)の夜始まって,見よう見ようと思っていたのに,見忘れてしまいました。
HPを見てみたら,再放送がいくつかありました。
さすが,NHK。
第2回は,江戸時代に,けんかや盗み,乱暴をはたらき治安を乱していた若者たち「かぶき者」がテーマ。
確か,森村誠一さんの『刺客請負人』にも出てきていたなあ。
江戸時代の文化・風習を詳しく知りたい方,必見です!

ちなみに時空ジャーナリスト(語り役)は要潤さん。
『龍馬伝』でも沢村惣之丞役で活躍しているね。

ふむ,NHK,他に朝ドラの『ゲゲゲの女房』もおもしろそうな予感。。

|

2010年2月16日 (火)

『タイムスクープハンター』がちょっと面白い。

髪を切ったらカリメロのようになってしまいました。
(カリメロを知らない人に説明すると,70年代アニメの主人公黒いヒヨコの名前です。)

さて,昨日の深夜にNHKでやっていた『タイムスクープハンター』という番組が何気なく面白かったのでした。
この番組は,要潤演じる「時空ジャーナリスト」があらゆる時代にタイムワープし,そこでの営みを映像で記録していくというもの。
時空ジャーナリストが所属するタイムスクープ社は映像をアーカイブする計画があるらしいです。
もちろん,タイムスクープ社はバーチャルですよ。

昨夜は,「"忍者”その姿とは」というタイトルで,忍者の仕事をリアルに追ったのでした。
へ~,忍者って,そんなにスーパー技術を持っていたわけではないんだ。
今の忍者のイメージって,ある程度作られたわけね。。

というように,こちらが勝手に抱いていたイメージを少し覆すものでした。

この番組,本放送は終わっていて,今やっているのは再放送。
3月下旬に第2シーズンが始まるとか。。

ちなみに来週は「江戸同心24時」というタイトルで,要潤が同心に密着ドキュメント。
同心好きとしては,テンション上がってきました!

同じように,「八丁堀の七人」などの同心ファンの皆さん,お見逃しなく!

|

2009年6月14日 (日)

『陽炎の辻』に覚醒する。

『陽炎の辻3』も佳境を迎えつつあり,物語にも厚みが増してきましたね。
完結する話(刺客に襲われた事件)と連続話(磐音の養子話)が縦横しっかり織り込まれていて,見ごたえがありました!

うん! 
今回は,刺客の腕が確かだったし,かつ磐音を襲った事情も描かれていて,磐音と刺客の殺陣場面がちょっぴり切ないものになりました。
磐音が刀を構える場面のBGMも今までとちょっと違ったような。。
磐音もやむにやまれぬ事情で自分の親友を切ってしまった過去があるから,刺客の心情を推し量ることができるんだろうなあ。
その心が,男が亡くなった後に手を合わせた磐音の姿に映し出されて,よよよときてしまいました。

養子話の件も,磐音のおこん&剣に対する思いがしっかり描かれていて,よかったです。
それと霧子がいじらしい。きゅんとした目で磐音を見つめていたけれど。。

30分内で一話完結だけで進むと,やはり物語が浅くなりがちだから,このように何回か連続して物語を展開していくと,物語の骨格も太くなっていきますね。

『陽炎の辻』,どこか距離を置いて見ていたところがあったけれど,やっぱりいいじゃないの!!

ところで,『刑事一代』の予告で見られる草間刑事,土方モードですね!

|

2009年6月 1日 (月)

生き続ける人。

金曜夜の『スマイル』や日曜夜の『ぼくの妹』は,人が死にすぎではないだろうか・・。
(ただ,『スマイル』の松潤演じる主人公のビトがあまりにも不憫すぎて,最後まで見守ろうと思うのでした。)

でも,しっかり生き続けていく人がいました。
土曜夜の『陽炎の辻3』の磐音さま。

もちろん,主人公だから死なないとわかっているけれど,大怪我をして意識不明に陥った状態から意識を取り戻す・・という展開は,見る人に希望を与えるな・・と改めて思ったのでした。

(不屈で不死身なロッキーが多くの人から愛されたようにね。)

それにしても,磐音さまの寝顔が菩薩さまのようで,思わず拝みたくなりました。
苦しみながらも,気品を感じるその表情に。。
(そういえば,上野は阿修羅人気でごった返していたけれど,磐音さま人気も近いものがあるような気がする。。)

あと『陽炎の辻3』はスタパでも山本くんが言っていたように,おこんさんとのスキンシップがよくありますね。
中越さんはうまく演じているなと思うんだけど,実は,どうも2人一緒の場面はしっくりこなくて。。(あ,言っちゃった。。苦笑)
磐音さまには,もう少し凛としたキャラの方が合うような気がしているもので。
・・もうっ,言いたい放題ですみません。

さてさて,この人のことも言及しなくちゃ,柳次郎!
磐音を想う一心の目に,懸命に水垢離を行うその姿に,存在感が抜群でした。
演じている川村陽介くん,『ROOKIES』への出演で一皮向けたな~と,『ROOKIES』の再放送を見て確信した次第です。

|

2009年5月 9日 (土)

人格が変わった由蔵さん@『陽炎の辻3』

連休中に押入れを片付けて目一杯埃を吸いこんだせいか,喉をやられたな~と思っていたら,風邪であったことが判明。
ふらふらしていたのですが,早めのルルが効いてきたようでホッとしています。

さて,ちょっと遅いですが,新しい回が来てしまう前に『陽炎の辻3』第3回「由蔵の秘密」の感想をアトランダムに。

・今回は元締めさんこと由蔵さんが物語の主人公。
由蔵さんの人格が破壊した?と思わせるような場面がたくさんあって新鮮でした。
特に,お佐紀さんのご懐妊がわかった後のはしゃぎようは,小松の金兵衛さんのよう。。

・全体的に,この回は起承転結が30分にうまくまとまっていて,見ごたえがあったなあ。
由蔵さんの殺陣も見られるとは思っていなかったし。(結構,健闘していたよね。)
由蔵さん役の近藤正臣さんは,昔,二枚目俳優の代表格。
確か松坂慶子さんとの共演が多かったと思う。
しばらく見かけなくなってどうしたのかな~と思っていたら,渋くご健在で,何よりでした。

・それにしても未だに顔だけご出演の竹内力さん。
お友達も言っていたように,キャラの性質はまるでショッカーだよ。
そういえば戦隊ものってちょうど30分。
物語の展開的に参考すべきものが多々あるよね。

・そうそう,ひそかにプチかげも気に入っています。
ネコの声が菜葉隊のビビる大木君だったよ。誰の声かわからない方がよかったな。
なぜだかは追及しないでください。。

|

2009年4月24日 (金)

続・鶴田浩二の『新選組』。

このところ仕事関係でいっぱいいっぱいになっており,いろいろと不義理にしていてごめんなさい。
仕事で疲れて帰ってくると,もっぱらドラマを見て癒す・・という日課になっています。
今期クールは山本くん,竹野内くん,松田翔太くん,松潤・・とお気に入りの俳優さんのドラマが目白押し。
彼らのドラマは疲れた体と頭を癒すのにもってこいなのです。
しかし,今述べておこうと思うのは鶴田浩二さんの『新選組』なのでした。(相変わらずマイペースな奴ですみません。)

この『新選組』,鶴田さん演じる近藤勇が関わる人情話という性質が強いのです。
近藤局長の人格者ぶりはもはや神がかっています。
それに主要な隊士全員がとってもいい人。

・・ただ一人,栗塚さん演じる土方さんを除いては。

前半の回では,近藤局長は土方副長の強行案をたしなめる役どころで,土方さんの面子が丸つぶれのことが多く,土方ファンとしてはやきもきしました。
でも,土方さんが主役だった「土方歳三 清水坂に斬り込む」の回あたりからちょっとずつ土方さんの味が出てきました。
局長と副長の間の空気も,前半ではしっくりしていなかったのですが,ここのところは沖田くんを含め3人の結びつきの強さが伝わってきます。
回を追うにつれて,演じる役者の関係がしっくりしてきて,画面のこちら側に伝わったということでしょうか。。
(これは『組!』もじゃね。。)

ところで,この『新選組』で目が釘づけになった人物は,有川博さん演じる沖田総司です。
目もとが涼しけでよい!
明るく快活でさわやかでよい!
(『組!』の藤原沖田くんと感じが近いです。)
この方,今どうしているのかしら?とネットを廻ったところ渋いおじ様になっていました。
(時代劇や声優のお仕事をいろいろされています。)
群集劇(このドラマはちょっとそう言い切るのは厳しいけれど・・)では,必ずきらりと光る役者さんが出てくるものですね。。

それにしても,この『新選組』,前半で土方さんがちょっと干され気味だったとしても,台本がうまい。
脚本家は,直木賞作家の逢坂剛さんもファンらしいですが,結束信二さん。
時代劇のお手本となるようなストーリー展開です。

そして,古めかしい音楽もね,新選組の行く末を暗示していて,哀愁が漂うんですよ。

歳三忌も近づいてきましたね。。

|

2009年4月11日 (土)

鶴田浩二の『新選組』。

今日は術後の診療が1時半の予約だったのだけど,主治医の先生患者抱えすぎで,診てもらったのが約4時間後。。
はい,見事に今日の予定が悉く崩れ去りました・・。(泣)
(でも,先生,こんなに患者を診て頭パンクしないのかな? 凄すぎ。。)

肝心の診療結果は,もう普段通りに生活していいということ。パチパチパチパチ。
んー,まだ,手術後の特権を使いたい気もするけど(まだ痛みは時折あるんですよ),そろそろ執事も解放してあげなきゃね。

さてさて,ここから本題のお話。

相変わらず『新選組』とつくものに弱く,時代劇専門チャンネルで1973年制作のテレビドラマ『新選組』を見ている私。
鶴田浩二さん演じる局長が主人公なのだけど,これが香取局長に輪をかけたいい人で,抑制が効いていて,とても渋いのですよ。
「鶴田浩二」と書いただけで,渋い!と思わせる力があるけれど,実際に画面を支配しているんだよね。
鶴田さんの前にはみんな平伏すしかないというか・・栗塚さん演じる土方さんでさえも,もう完全に脇役。。
(沖田総司はそれなりに目立っているかな。この総司,目力があって結構気に入ってしまった。)

源さんや斉藤一は三谷さんの『新選組!』とは180度違うキャラで,ちょっと新鮮。
源さんは体格のいい威厳のある人物に,斉藤一はリーダーシップ・協調性いずれにも富む人物のように描かれている。
テレビが与えるイメージの影響力って絶大だね。
源さんや斉藤一は三谷さんの『組!』のキャラを本人キャラと錯覚しているところがあるもの。
気をつけなきゃね・・と思った次第。

あと,昔のドラマを見て楽しみなのは,知っている俳優を発見すること。
今回,へぇ~~~~と思ったのが,
山崎蒸(山城新伍)
永倉新八(伊吹吾郎)
桂小五郎(菅原文太)
ゲスト:長州藩の間者(林隆三)
といったところ。これからも丹波哲郎さん・宇津井健さん・八千草薫さんが登場するようなので,ちょっと楽しみ。

あと,目を引いた俳優が新見錦の役の故成田三樹夫さん。
記憶が朧げだけど,悪役で活躍していた人。
(wikiによると松田優作氏も絶賛の悪役ぶりだったとか。。)
もう久々に拝見したけど,顔立ちがきれい。ちょっと城田優さんに似ているかも?

というわけで,このところ『花男』と『新選組』にはまっています。

|

2009年2月16日 (月)

栗塚旭さん@新選組血風録にしびれる。

見ました! 14日(土),NHK BS2であったお宝TVデラックス。
栗塚旭さんが土方さん役の『新選組血風録』を取り上げていました。
土方さんと言えば,『組!』以降はもう山本土方以外考えられない私ですが,土方役を栗塚さんで見た方にとっては,栗塚さん以外考えられないんですよね?

栗塚さんの土方役は今まで『燃えよ剣』のテレビ版数回と映画をここ数年でちらっと見た限りですが,正直,「一本調子の台詞回しはどうよ・・」と思っていたんです。
それに少し年齢が上過ぎるようにも感じたし。。
顔も濃すぎるような気がしたし。。(言いたい放題ですみません。)

しかししかし,今回,『新選組血風録』の映像を見て,息が一瞬止まりました。
ズドン,ズドンと胸を撃ち抜かれました。

本物の土方さんが降り立った!と思える表情,佇まいが随所に・・。

あわわわ。。

これを見てしまったら,確かに,土方役は栗塚さん以外に考えられない・・と思ってしまうかも。
(今回は台詞回しも気にならなかった。というか,むしろこの台詞回しがいいと思えてくる。不思議だ。。)

いえいえ,もちろん,私は山本土方信奉者なので,両方ありですってば。。

ところで,番組後半で取り上げていた,昔の大河ドラマ『黄金の日々』もおもしろかったです!
これって,『組!』以上に異色な大河ドラマだったかも。
今思うと,ピラニア軍団だった川谷拓三さんをよく準主役として据えたよなあ。
しかし,この方が五右衛門役の根津さんとともに,ドラマに独特なスパイスを効かせている!

物語は,子どものころ,時代背景がよくわからないまま見ていたけど,グローバリゼーションの走りと言えるような話でもあったんですね。
今見るとますますおもしろいかも。
最後に主人公(松本幸四郎さん)は日本を捨ててしまったかのようですけど。。

それと今日,CSの日本映画専門チャンネルですが,人形劇の『新選組』(2000)を夜8時からやるみたいですね。
黒鉄ヒロシさん原作のものなので,楽しみです。

|

2009年1月10日 (土)

痛快娯楽時代劇に仕上がっていた『陽炎の辻』。

『陽炎の辻』について書くのがのびのびとなっていました。忘れていませんってば。
一言で言うと,痛快娯楽時代劇として出来上がっていましたね!
もちろん,磐音さまの流れるような華麗なる殺陣も健在。
山本くんの殺陣は本当にきれい。まるで新体操選手のようです。(確か体操選手になりたかったんですよね?)

さてさて,今回は,すっかり奈緒さんの件が一段落・・という感じで,磐音さまから憂いは消えていましたね。
(胸に秘めているかもしれませんが。。)
奈緒さん派だった私としてはちょっと寂しい気がしました。
(「正月」時代劇としては,前に進まなければならないので必然的とも言えますが。。)
前回の『陽炎の辻2』では,背景に藩の陰謀があったにせよ,奈緒さんの運命の直接の原因はやはり磐音さまだと思うので,先に磐音さまが結婚を決めるのもいかがなものか・・と物語の展開に??だったんですよね。
30分という尺がちょっと浅い展開になってしまったことは否めないかな。。
でも,奈緒さんの連れ合いとなる方が山本くん(→ここは磐音さま似というより山本くん)だった点は,よかったねと単純に思ってしまいました。

話を正月版に戻すと,壇さんはさすがに華がありますね!
女スパイっぽくてドキドキしましたが,実はお佐紀さんが結構お気に入りなので,吉右衛門さん,お絹さん,磐音さま,おこんさんの4人で海を見つめる場面では,・・お佐紀さんはどうなる?とちょっとハラハラ・・。

全体としては幅広い世代で楽しめる時代劇に仕上がっていて,うん!楽しめました。
ハードボイルド好きとしては,もうちょっと悪人の腕が強い方がいいのだけど。。
(大抵磐音さまの独壇場で終わってしまうので,物足りないです・・。)

今後あるとしたら,原作を離れて(5巻ぐらいで読むのが止まっています・・),用心棒稼業で起こる事件を解決していくんですかね?
いずれにせよ,磐音さまとの再会はそう遠からずある気がします。

ところで,スィートJAMでの山本くんのドラゴンボール関連発言,楽しめました!
山本くんがドラゴンボールグッズマニアであることが発覚!(想像はつきましたが。。)
山本くんが悟空の財布を持っているという話を受けて,中山エミリさんが悟空のキャリーバッグを持っていると言うと,目がやや点になっていましたが。。(おもろい人だ。。)

実は昨年ドラゴンボール全巻友から借りて読み切りまして,やっぱ改めて作者の烏山明さんはすごい!と思いました。
「山本くんはキャラクターの中で誰に近い?」という問いに中山エミリさんがヤムチャと答えたのも,ちょっと納得。
本人不満そうでしたけどね。。

|

2009年1月 9日 (金)

鍛冶屋の政にしびれる。

新番組の『必殺仕事人2009』に連動して,テレ朝の時代劇再放送枠に『必殺仕事人V・激闘編』が登場している!と気づいたのが今週頭。
『必殺仕事人V』と言えば,村上弘明さんが出ているはず。

村上さんは,新春時代劇『おんな太閤記』に信長役で出ていたけど,信長の心理描写はほとんどなく,ビジュアル要員だったからなあ。。(ぶつぶつ・・。)

わぁ,出ました! 鍛冶屋の政。
クールで憂いがある佇まいに,切なさを伴う鋭い視線。
隆々たる肩の筋肉にがたいのよさ。
青山様同様に鍛冶屋の政に釘つけになってしまいました。

しかし,明日(既に今日)で終わりみたいです。
気づくのが遅かったのが悔やまれます。。

|