Koji Yamamoto

2021年1月24日 (日)

INSPIRE陰陽師で幕が開く。

2020年は大変な年でしたね。結局,K.D earthのライブも1つもないまま年が明けてしまい,2020年にブログが書けませんでした。(一番大きな原因はテレワークに追われていたことですが。)
そして,2021年。1月5日に山本君も出演したINSPIRE陰陽師を見てきました。想像以上の面白さでした! 良席だったこともあり,のめり込めたことも良かったかな。
もちろん,山本君が演じた蝉丸さまも絶好調! 特に件の「仁〜JIN」の辺りのエネルギーが凄まじかったです。大沢晴明さまと相性いいんだろうな。古川兼家さまの繊細さ,田口道隆氏の悪役ぶりにも痺れました。
大沢晴明さまが,今まさに世界を解き放ってくれたなら!

写真は,会場で売っていた水琴鈴です。とても綺麗な音が鳴り,本当に悪霊を追い払ってくれそうなのです。

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2019年11月 3日 (日)

10月31日と11月1日。

今年もこれらの日がやってきた。

山本くんの誕生日と健ちゃんの命日。
この2日ほど生死がつながっていると実感する日はない。

まずは,10月31日,山本くん,お誕生日おめでとうございます!
チャレンジャーの山本くん,これからもあっと思わせることにどんどん挑戦してください。

山本くん自身も新しい景色を楽しんで。

そして,11月1日。今年はこちらは雲一つない快晴の青空。
たまたまオフ日だったので,山本くんが出演している「一粒の麦」の映画を見に行った。
この映画は初の女性医師,荻野吟子さんの生涯を描いたもので,山本くんは旦那様である牧師の志方さんを演じていた。

志方さんは同士と理想郷を作ろうと北海道に渡り,後に荻野さんも北海道へ。
志方さんとアイヌの人たちとの交流も描かれていた。

やはり,山本くん,北海道と縁があるね。
健ちゃんに報告したくなった。親友くん,頑張っているよ。

そして,夜は,健ちゃんとDAIちゃんが作った「Mr.サラブレッド」のギター弾き語りを練習する。
馬好きの健ちゃんの愛がいっぱいあふれている歌。
中でもこの1節がとても好き。
「砂ぼこりにまみれ ぐるぐる回ってるのさ 
本当は勝ち負けなんて どうだっていいのに」

健ちゃん,愛情豊かな曲を届けてくれてありがとう! 
健杯。

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2019年4月 4日 (木)

『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』

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楽しかった~♪
レキシの音楽はほぼ初めてで,最初に観劇したときは,
情報量が多すぎて???の部分が多かったですが,
2,3回と観て行くにつれ,とっちらかってわちゃわちゃしていながら,
最後にちゃんと歴史観が残り,幸せな気分に浸ることができました。

レキシの世界,いい! 「幸せホルモン」がたくさん出る感じ。

これって,演出家の河原雅彦氏の思惑? まんまとはまってしまったなあ。。

役者さんたちも皆芸達者で。

耕史くんは,ファン歴が長いと「耕史くんはできて当然」と思うふしがあって,
耕史くんへの期待がどんどん高くなっていくけれど,
耕史くんは,きっかりその高いハードルをクリアしてくれる。
凄い人だなあ。。

ギターを弾く鎌足はオーラが半端なく,とてもクールでした!

ニート姿も,私の好きなカン・ドンウォンが映画の中で見せた髪形に似て,それなりに似合っていたし。
そして,歌声も最高でした!
「墾田永年私財法」は,まるで耕史くんのテーマソングのような歌詞で,じーんとしたな。。

さて,新しい元号「令和」は万葉集からとられたそうですが,万葉集の体裁が整えられた時代は,「墾田永年私財法」の発布の時と近いじゃないですか!

元号が変わる節目で公開された『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』に何か不思議な力を感じています。(笑)

まもなくクラプトンが来日! 「令和」からの「レイラ」が聴けますように。

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2018年2月15日 (木)

メンフィス!:エルビスとヒューイ

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先程,NHKのBSでやっていた再放送「エルビスの大地」を視聴。エルビス・プレスリーが全米で人気を博すまでの幼少期,青年期にフォーカスしたドキュメンタリーだった。

エルビスと言えば,メンフィスと縁が深い。放送の中で,メンフィスで黒人音楽と白人音楽をつなげた立役者として,ラジオDJのデューイさんも出てきた。デューイさんは山本くんが主演した舞台「メンフィス」の主人公ヒューイのモデルとなった人物。ラジオの語り口はヒューイそのものだったな。
ヒューイが真似なんだけど。

それにしても,エルビスは音楽の幅が広い。
しかし,ルーツは教会音楽ゴスペルなんだよね。

私も昔ロス近郊にホームスティした時に教会に連れて行ってもらって,ゴスペルを生体験したので,ゴスペルの迫力はすごくわかる。いまだに思い出すと興奮が蘇ってくるくらいに。数回経験しただけで忘れられないので,しょっちゅう行っていたエルビスにとってはどれくらいのものなんだろう。

エルビスはK.D earthにも多大な影響を与えている。
表面的には音楽の類似性はわかりにくいかもしれないけれど,K.D earthの音楽の根っこにエルビスがあるように思える。

ということで,メンフィスに思いを馳せて,山本くんの舞台の感想をまだブログに挙げていなかったので,twitterでのつぶやきを掲載しておきます。

2017年12月4日
メンフィス2回目。マイ初日の昨日と違って今日は後方だったので、舞台全体が見え、演出の意図がよりクリアになった。場面ごとのメディア形態をわからせていたんだね。山本君の今までの出演舞台のエッセンスも詰まっていた。やはり、只者でないなあ。

2017年12月4日
濱田さんも只者でない歌声でただただ聴き惚れる。言わずもがなだけど。ヒューイのメンフィス愛に涙。ある意味米南部の典型的な人物かも。他の役者さんも力量と熱量が凄いこと!

2017年12月4日
あとKDの健ちゃんも絶対メンフィスに出たかっただろうな。メンフィス、ロカビリー、プレスリーの聖地で、KDの得意分野だもん。山本君も影響受けてるはず。いくつかの曲で、この曲、健ちゃんに合うな、と思って聴いていた…。

2017年12月4日
バックステージツアー。双子の裕介さん、大輔さんご兄弟の説明によると、休憩時間にセリと盆の入れ替えがミュージカルで珍しく必見とのこと。トイレをとるかどうか悩みどころ…。

2017年12月6日
メンフィス,本日のマチネで3回目。めちゃ良席だったこともあり集中して物語の中に入り込みました。やはりヒューイのメンフィス愛が初演以上にぐっときます。休演明けで役者さんも皆きらきらしていました。カテコ後,バンドのジミーさんが前嶋さんに手を広げてちょっかい出していた?のも楽しかった!

2017年12月13日
今日は局長と一緒に観劇できてはっぴいでした! 山本ヒューイは初演の時は酔っ払い風演技が印象的だった。今回は好きなことに真っしぐらの意志がより伝わってくる。再演って、そういうことなんだなぁ。

2017年12月17日
メンフィス,千秋楽,アドリブ多めで楽しかった! 今日は後方だったので,改めて舞台演出に唸る。柱の枠組みがTVのスクリーンを表現していて(と思う),オンエアの時は柱がキラキラして,TVカメラのズームアップ,バックに連動して動く仕組み。(続きます)

‏2017年12月17日
そして,外でのテレビ中継の場面は,真ん中に柱が来て,テレビの外と中の両場面を表していた。キャストさん同様,メンフィスの世界を見事に具現化していた裏方のスタッフさんもブラボー!! 関わったすべての皆さん,楽しくて質の高い舞台をありがとうございました。

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2017年11月 1日 (水)

すべてあの笑顔から始まった。

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1日遅れてしまいましたが,山本耕史さん,お誕生日おめでとうございます!

2004年の「新選組」の出会いから13年。
かっちゃんの「一緒にでかいことやろうぜ」にトシが答えた「考えとく」。
今思えば,この時の笑顔にやられたんだな。

そして,この笑顔がお芝居に音楽(K.D earth)にと趣味を広げてくれました。

今は音楽への浸かり具合が深いですが,素敵な山本土方を創出してくれたこと感謝しています。

今年は,植木等にトットちゃんのお父さんと,Challengingの役が続いていましたが,やはりモノにしてしまう凄さ。
その凄さを感じさせない軽やかさ。

また,チャーミングなヒューイと会えるのを楽しみにしています!

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2017年7月15日 (土)

『髑髏城の七人―花』

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すっかり亀となってしまいましたが,4月,5月,6月に1回ずつ『髑髏城の七人―花』を見てきました!
3回とも同じ方向からの席だったのが少し残念でしたが,楽しめました!

会場は,世界で2番目にできたという客席が360度回る劇場。
1回目は,どちらかというとお芝居より動く客席を体感した感触の方が強かったかな。
まるでディズニーランド等でのアトラクションに乗っているようでした。

動く舞台に負けずと,1回目でインパクトがあったのは古田さんの贋鉄斎。さすがだ。。
小栗くんの捨之介や山本くんの蘭兵衛はむろん格好良かったのだけど,役者さんの持ち味を味わうのは2回目に持ち越されたのでした。
(そうそう,1回目の前半で声が通らなかった役者さんが結構いたのが気になったかな。)

2回目は,劇場に慣れたので,もっぱら役者さんによる『髑髏城の七人』の世界観を堪能。
役者さんの声も大分クリアになっていました。
この日にtwitterでつぶやいていたことを書いておきますね。

・・・・・・

役者さんの持ち味が前面に出てきたな。
小栗くんのヒーロー感,太腿。
山本くんのヒロイン感,卓越した殺陣。
ソンハさんの爬虫類的な(ほめています)天下の悪党ぶり。
青木さんのファンキーさ。
りょうさんの優しき姉御,クリアで綺麗な声。
菜名ちゃんのかっこかわいさ,抜群の運動神経。
近藤さんの安定した狸ぶり。
そして古田さんの最後に笑いをとる,何でもどんと来い感。
他の人,書ききれずスミマセン。と,配役の妙に唸ったのでした。

山本蘭兵衛は,ドラゴンボールのベジータと考えるとしっくりくる。
山本くんの運動神経の良さもあって,その殺陣は美しい舞いのよう。
流れるような刀の動きは,現段階では,右に出る者がいない(現舞台に限らず,役者・俳優さんの世界で)ように見えた。

・・・・・・

3回目は,2回目に思ったこと同様だったんだけど,つけ加えたいことは,山本くんの走り姿。
舞台が変わるときに駆けていく姿がさまになっていました。
陸上の選手のような走り姿だったよ。

(白い彼岸花が敷き詰められた山本くんのカーテンコールも反則でしょ。。)

次の『髑髏城の七人』は風を見に行きます! 
役者さんがどう化けるかが楽しみーー。

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2016年10月31日 (月)

Happy Halloween & Birthday!

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山本くん,お誕生日おめでとうございます!
40歳,不惑の年。。とても40歳に見えません。。

一昨日はみなとみらいで開かれたバレエ音楽コンサートで39歳最後の姿を拝見しました。
相変わらず素敵な声での語りで「白鳥」の物語を再認識。
山本くんご自身が王子様のような衣装をまとっていたこともあり,全身から王子様オーラを放っていました。
40歳で王子様のように見える人,なかなかいないので(及川ミッチーさんぐらい?),ずっとそのオーラを保ってほしいな。
(今の金髪のヘアスタイル,似合います!)

公私ともに八面六臂のご活躍の山本くん。
これからも元気な姿を見せてくださいね。

素敵な誕生日の夜となりますように。

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2016年9月23日 (金)

マハゴニー市の興亡

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『マハゴニー市の興亡』

前衛的,混沌,欲望,不調和。
音楽と歌う役者との攻防は,まさにFightingであった。

市民席を体験しなかったことを悔やむ。。

会場:KAAT神奈川芸術劇場
9月13日(火),21日(水)に観劇。

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2015年10月31日 (土)

Congratulations!

Yamamoto-kun, congratulations on your birthday and wedding!

ますます豊かな人生となりますように。

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2015年6月24日 (水)

『嵐が丘』を観て。

Arashigaoka

「嵐が丘」の舞台を見てからもう1か月以上過ぎてしまいました。
計3回見たのですが,これは複数見てよかった,いや見るべきだと思った舞台でした。

1回目の時は,小説の「嵐が丘」を読み終えたばかりで,どっぷりとエミリー・ブロンテの「嵐が丘」の世界に浸かっていて,自分の想像した世界と舞台の世界との間に違和感を感じざる得なかったのです。

というのは,小説では,2部のキャシー(キャサリンの娘)中心の物語(キャシーと父親エドガーの親子の情や,キャシーとヘアトンの恋)の方に魅せられていたということ。

1部のキャサリンとヒースクリフの激しすぎる気性についていけず,キャシーの方が感情移入しやすかったからかもしれません。
(舞台よりも,小説で想像するキャサリンとヒースクリフの方がひどく残酷だったのでした。)

また,登場人物は,リントン家のあるスラッシュクロス屋敷とアーンショウ家のある嵐が丘の間の岩だらけの険しい道をよく行き来しているのです。
この行き来する時の感情(特に2部のキャシー)が,非常にリアルで印象的だったのですが,舞台ではほとんどこのシーンはカット。

この岩だらけの険しい道が,「嵐が丘」の象徴とも読み取れたので,残念な気持ちを抱いたのですが,2回目以降の観劇では,どっぷりと舞台の世界に浸かりました。

何と言っても,役者さんの力が圧倒的で。
そして,緻密な演出も凄いなと。
原作も緻密な構成でしたが,舞台も原作の緻密さに劣らない構成でした。

期待以上だったのは,ソニンさんが演じたイザベラ。
小説では,そんなに印象に残っていなかったけれど,イザベラってこういう人だったんだと思わせてくれました。

堀北さんのキャサリンは,見る度にどんどん魅力的になっていきました。

山本くんのヒースクリフは格好いい! 
小説のヒースクリフには全く興味が湧かないのだけど,山本くんが演じるとなぜか切なさが滲み出てきます。
(この切なさがポイント高いんだけど。。)
山本くん本人も切ない,ということ? 謎。

戸田さんのネリーは抜群の安定感。

他の役者さんも皆魅力的で,舞台「嵐が丘」に引き込まれました。

こういう力のある小説が原作の場合,1回見ただけだとどうしても小説のイメージに引きずられ,舞台の良さが隠れてしまうかもしれません。
役者さんのファンで,何度か見る機会があって良かったと,しみじみ思いました。

世界的に知られている小説を演出し,演じるのって凄く怖いことですよね。
多くの人の持つイメージと戦うことになるから。

役者さんによっては,舞台と小説は別物と・・と割り切って演じるのでしょうか?

自分としては,割り切れない気もしますが,ただ,この「嵐が丘」の舞台は役者さんと演出の凄味を感じさせてくれたのでした!

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