アメリカン・ポップ・アート展
昨日は,久しぶりに美術展へ行ってきました。
アメリカ・コロラド州在住のジョン&キミコ・パワーズ夫妻のコレクションを展示したアメリカン・ポップ・アートの数々。
アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインの作品は日本でもお馴染みですが,アンディ・ウォーホルの「200個のキャンベル・スープ缶」は初来日だったそう。
間近でよく見たところ,スープの缶の種類(TOMATO, MUSHROOM, VEGETABLE, OINIONなど)がいろいろあったことを発見。
今回見るまで,みんな完全に同じデザインだと思っていました。
あと,興味深かったのは,ロバート・ラウシェンバーグ,ジャスパー・ジョーンズら先駆者たちの作品。
どれも気概が伝わってきて(爆発しない程度に),見ていて清々しい気持ちになりました。
1960年代から1970年代の作品が中心でしたが,どれも斬新で色褪せていなく。
40~50年の時を経ても,現在の時を刻んでいるようでした。
同時代の日本を振り返ると,どうしても昭和レトロとなってしまう。
文化に優劣はないけれど,当時のアメリカは圧倒的な先進国だったことを再確認した時間でもありました。
音楽のその場限りのライブも愛しいけれど,時空を超えて存在する美術のアートもかけがえのないものだね。
アメリカン・ポップ・アート展は,今月21日まで。国立新美術館にて。
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